初心者必見!春まきハーブは苗から?種から?育て方の基本ガイド

初心者でも安心なハーブをご紹介

はじめに

家庭菜園を始めたいけれど、「苗から育てるのがいいのか、それとも種から?」と迷っていませんか?

そんな方のために、基本のベーシックなハーブを中心に、どちらを選択すべきかのちょっとしたアドバイスをさせていただきます。

特に3月から5月は、ハーブ栽培をはじめる最適な季節。このタイミングで始めれば、初夏には自分で育てたハーブを収穫して、料理やお茶の時間をより特別なものにできます。

この記事では、初心者でも簡単に始められる春まきハーブについて、苗または種から育てる違いやポイントを簡単に解説します。新しい季節の始まりに、ハーブ栽培で暮らしを楽しく彩りましょう!


初心者でも安心のおすすめハーブ12選

バジル

種まき、植え付け時期:4月~6月頃

栽培のプチアドバイス>
初心者の場合は苗から始めるのがおすすめです。手軽で失敗が少なく、家庭菜園の成功体験を得やすいです。種まきはコストを抑えたい人やハーブ栽培に慣れてきた中級者以上に最適です。どちらの場合も、バジルは水はけの良い土とたっぷりの日光を好むので、環境を整えて育ててください!


更に詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。

ミント

種まき、植え付け時期:3月中旬~6月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
ミントは発芽率が低く、成長も不安定なため、種まきから育てるのは中級者以上向けと言えます。一方、苗から育てる方法は初心者でも簡単で、確実に育てやすいのがメリットです。苗を購入して植え付け後、放っておいてもぐんぐん成長するほど繁殖力が強いため、手間が少なく、成功率が非常に高いです。


更に詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。


カモミール

種まき、植え付け時期:3月~4月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
カモミールの種まきは初心者でも比較的簡単で、成長を見守る楽しさがあるためおすすめです。種から栽培する場合は、春(3月〜4月)または秋(9月〜10月)に種まきを行います。発芽時には光が必要なので、覆土を薄く、もしくは覆わないようにするのがポイントです。

一方、手軽さや早めの収穫を重視する場合は、苗から育てる方法を選ぶのも良いでしょう。特に小さなスペースやプランターで育てたい場合には苗からのスタートが効率的です。


更に詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。

イタリアンパセリ

種まき、植え付け時期:3月~5月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
「種まき」からでも「苗から」でも育てることが可能ですが、初心者や効率を重視する場合は「苗から」始めるのがおすすめです。特にイタリアンパセリは発芽に時間がかかり、湿度や温度の管理が必要なため、種まきは少しハードルが高い場合があります。苗を選べば手間をかけず、育てる成功体験を得やすいでしょう。

一方で、種まきから始めるのは中級者以上やコストを抑えたい人に最適です。また、多くのイタリアンパセリを育てたい場合や、特定の品種を選びたい場合には種まきが向いています。


更に詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。


バジル、ミント、カモミール、イタリアンパセリの苗は楽天市場で!

ディル

種まき、植え付け時期:4月~6月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
ディルの栽培には種まきが適しており、直まきが理想的です。直根性のハーブであるディルは、一度根を張ると移植に適応しにくく、移植後に成長が停滞することがあります。そのため、庭やプランターに直接種をまき、発芽後は間引きをしながら育てるのがベストな方法です。

また、ディルは発芽率が高く、育てる手間が少ないため、初心者でも種から問題なく始められます。庭やベランダで直まき栽培をして、日当たりの良い場所で育てることをおすすめします。乾燥には強いですが、過湿には注意してください。


更に詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。

フェンネル

種まき、植え付け時期:3月~5月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
フェンネルは発芽が比較的簡単で、種まきから育てても初心者にとって手が届きやすいハーブです。特に広いスペースでの栽培やたくさんの株を育てたい場合には種まきが向いています。

一方、少量だけ育てたい場合や手間をかけたくない場合は苗からスタートするのも良い選択です。特に家庭菜園でコンパクトに栽培したい方におすすめです。


更に詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。


タイム

種まき、植え付け時期:4月~5月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
タイムは成長が比較的ゆっくりで、種から育てる場合は初期管理に手間がかかるため、初心者には苗からの栽培が最適です。苗を選べば、すでに丈夫に育った状態からスタートできるので、病気や発芽の失敗リスクが減り、収穫までスムーズに進められます。

一方、園芸に慣れた人や珍しい品種に挑戦したい人は種まきが楽しめます。特に広いスペースでたくさんのタイムを育てたい場合は、種まきがコストパフォーマンス的にも優れています。


筆者のイチオシ品種「ゴールデンレモンタイム」について、下記のページもご覧ください。

レモングラス

種まき、植え付け時期:5月~6月頃

栽培のプチアドバイス>
レモングラスは温暖な気候を好む熱帯性植物で、日本では発芽や成長初期に適した温度を維持するのが難しい場合があります。そのため、特に初心者には苗から育てる方法をおすすめします。苗を使えば、植え付け直後から生育が順調で、夏には爽やかな香りの葉を収穫できます。

また、レモングラスは多年草として育てることが可能ですが、冬場には寒さ対策(室内への移動や防寒)が必要です。苗を鉢植えにしておけば管理がしやすく、寒冷地でも無理なく栽培を続けられます。


レモングラスの鉢植え栽培については下記のページを参考になさってください。



コリアンダー

種まき、植え付け時期:3月~5月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
コリアンダーは移植を嫌う性質があり、種まきから直接育てる方法が最適です。移植による根のダメージを避けることで、植物本来の成長力を最大限に引き出すことができます。この方法は、初心者でも簡単に取り組むことができ、種を蒔いた後の管理も比較的手軽です。

また、発芽から収穫までのプロセスがスムーズに進むため、失敗しにくいのも大きなメリットです。初めての家庭菜園にも最適で、少しの工夫でフレッシュなコリアンダーを楽しむことができます。土や環境に馴染んだ健康な株が育つため、料理やハーブティーにたっぷり活用できる収穫が期待できます。


更に詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。

チャイブ

種まき、植え付け時期:3月~5月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
チャイブは発芽にやや時間がかかるため、初めて育てる場合は苗から始める方が手軽です。発芽や初期の成長管理を省ける分、すぐに植え付けて育成を楽しめます。

一方で、複数の株を育てたい場合やコストを抑えたい場合は種まきも良い選択肢です。種まきをする場合は、温度管理がしやすい春の中頃や室内での育苗がおすすめです。


更に詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。


ローズマリー

種まき、植え付け時期:4月~6月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
ローズマリーは成長が遅い植物であるため、種まきから始めると長い時間と手間が必要になります。特に初心者の方には難易度が高いことから、「苗から育て始める」方法が最適です。苗ならすでにある程度成長しているため、植え付け後に適切な環境を用意すれば順調に育ちます。

また、ローズマリーは乾燥に強く、水やりの頻度が少なくて済むため、忙しい方にも向いています。日当たりと風通しの良い場所で育てると、丈夫で香り豊かな株になります。初心者でも苗を購入して育てることで、家庭菜園やハーブ料理の楽しみを早く味わえます!


品種選びや日常管理については、下記のページを参考にしてください。

セージ

種まき、植え付け時期:3月~5月頃
(秋まきは9月〜10月頃)

栽培のプチアドバイス>
セージは発芽率が低く、成長がゆっくりなため、初心者の方には「苗から育てる」方法をおすすめします。苗を購入して植え付ければ、成長の早さを実感しながら育てる楽しみが得られます。セージは耐寒性が強く、多年草なので一度育てると長期間楽しめるのも魅力です。

一方、「種まき」から育てる場合は、栽培環境(暖かい場所や育苗トレイ)が整っていることが前提です。また、セージの種は光発芽性のため、土を薄くかけるなど細かい管理が必要です。


筆者のイチオシ品種「パイナップルセージ」について、下記のページもご覧ください。



最後に

春から始めるハーブ栽培は、手軽に楽しめる趣味としておすすめです。今回ご紹介したハーブは、どれも初心者でも育てやすく、収穫してすぐに料理やティータイムで活用できるものばかりです。家庭菜園を始めることで、毎日の暮らしに彩りが増し、香り豊かなハーブがリラックスした時間を届けてくれるでしょう。

もしどのハーブを育てようか迷ったときは、簡単に育てられるミントやバジルから始めてみるのも良いですね。さらに詳しい栽培方法や活用アイデアは、他の記事も参考にしてください。

この春、ハーブ栽培に挑戦して、自然の恵みを生活に取り入れてみましょう!


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