ハーブ屋さん直伝!家庭で簡単、ハーブソルトの作り方と料理への活用法

自宅で簡単!ハーブソルトの作り方と活用方法

はじめに

いつもの料理を少しだけ特別にしたい、そんな気持ちになったことはありませんか?

ハーブソルトなら、普段の食卓にほんのひと工夫加えるだけで、ぐっと香り豊かでおいしい仕上がりに変わります。しかも、自分で作れば好みのハーブを選べるので、オリジナルの味わいを楽しむことができます。作り方はとてもシンプルで、初心者でも気軽に挑戦できるのが魅力です。

この記事では、ハーブソルトの作り方や活用法について余すことなくご紹介します。是非最後までお読み下さい!



ハーブソルトとは?

ハーブソルトは、刻んだハーブと塩を組み合わせた調味料です。

ハーブの香りが塩の風味と調和し、料理に奥行きと豊かな香りをプラスします。市販品も手軽で便利ですが、自分の好みに合わせてハーブを選び、自家製することで、より新鮮でオリジナルな味わいを楽しむことができます。手作りなら香りや配合を調整できるのも嬉しいポイントです!


【筆者イチオシ!】市販品を使い方は、海の精「有機ハーブソルト」がおすすめ!

ハーブソルトにおすすめのハーブ

ハーブソルト作りに適したハーブの中から、特におすすめの品種を詳しくご紹介します。


ローズマリー

風味
芳醇で爽やかなスパイシーな香りが特徴。

おすすめの料理
肉料理(焼肉、ローストビーフなど)、魚料理(焼き魚、グリル)、野菜料理(ローストポテトやグリル野菜)。

使い方のポイント
香りが強めなので、少量ずつ加えて味を調整するのがポイントです。乾燥させたものでも風味がしっかりしているので、初心者でも扱いやすいハーブです。


タイム

風味
爽やかで、清涼感のあるほのかなスパイシーさが特徴。

おすすめの料理
肉料理、魚料理、卵料理、スープ(例:ソーセージ、ローストチキン、オムレツなど)

使い方のポイント
料理の仕上げに散らしたり、ハーブバターに混ぜたりすると香りが楽しめます。


オレガノ

風味の特徴
ミントのような爽やかさに加え、少しスパイシーで土のようなニュアンスが特徴です。

おすすめの料理
トマトを使った料理全般(例:ピザ、パスタ、ラタトゥイユ、ミネストローネ)。

使い方のポイント
料理の仕上げに加えると風味が際立ちます。煮込み料理では途中で加えてじっくり煮込むと香りが深まります。


オレガノについて更に詳しく知りたい方、育ててみたい方は下記の記事も是非ご覧ください。


バジル

風味の特徴
甘くフレッシュな香りが魅力で、レモンのような柑橘系の爽やかさも感じられます。料理に深みと軽やかさをプラスします。

おすすめの料理
トマト料理やサラダ、スープ、パスタ(例:カプレーゼ、ジェノベーゼ、オイル系パスタ)。

使い方のポイント
最後の仕上げに加えることで、新鮮な香りが引き立ちます。


バジルについて更に詳しく知りたい方、育ててみたい方は下記の記事も是非ご覧ください。


セージ

風味の特徴
独特のほろ苦さとスパイシーな香りが特徴で、脂っこい料理をさっぱりと仕上げてくれます。

おすすめの料理
肉料理(特に豚肉との相性が良い)、豆料理、チーズを使った料理(例:ソーセージ、ローストポーク、ゴルゴンゾーラチーズ)。

使い方のポイント
臭み消しとしても優秀。特に強い香りの食材には多めに使うと効果的です。



レモンバーム

風味の特徴
レモンのような爽やかな香りに加え、ミントの清涼感とほのかな甘みが特徴です。

おすすめの料理
魚料理(特に白身魚との相性が抜群)、サラダ、スープ、デザート(例:シーフードマリネ、サラダドレッシング、ジェラート)。

使い方のポイント
料理に爽やかさをプラスしたい時に一振りするだけで、清涼感が増し、軽やかな味わいに仕上がります。


レモンバームについて更に詳しく知りたい方、育ててみたい方は下記の記事も是非ご覧ください。


パセリ

風味の特徴
ほのかな苦味と爽やかなスパイシーさが特徴です。

おすすめの料理
肉料理、魚料理、卵料理、スープ(例:鶏肉のソテー、ムニエル、オムレツ)。

使い方のポイント
風味が足りないと感じる料理に一振りすると、全体の味にアクセントが加わり、深みが増します。


これらのハーブは、生鮮食品店やスーパーのハーブコーナーで購入できますし、自家栽培すれば、いつでも新鮮なハーブを使えるのが大きなメリットです。庭やプランターで育てて、香りや風味を存分に楽しみましょう!




ハーブソルトの作り方

材料

  • お好みのハーブ(例:ローズマリー、タイム、オレガノ)
  • (岩塩や海塩など、お好みでご用意ください)

手順

STEP1:ハーブの準備

<フレッシュハーブを使用する場合>
洗った後に水気をしっかり拭き取り、細かく刻みます。このまま塩と混ぜ合わせ使用しても良いですが、徐々に水分が出ますので保存には不向きです。

しっかりと水分を飛ばしたい場合は、家庭用フードドライヤーを使用するか、下記の手順で電子レンジを使用し乾燥させて下さい。

  1. キッチンペーパーなどで水分を拭き取る。
  2. 500Wで30秒ずつ様子を見ながら加熱します。過加熱に注意してください。加熱時間は目安です。量によって調節して下さい。)
  3. 取り出したらそのまま冷やし、完全に乾燥させます。

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<市販のドライハーブを使用する場合>
そのまま使えるので手間いらずです。市販のものは乾燥加工されているので長期間の保存も可能です。


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STEP2:塩の準備

  • 塩をフライパンで軽く炒めて湿気を飛ばします。これにより、ハーブと混ぜた際に保存性が高まります。炒めた塩は、しっかり冷ましておきましょう。

STEP3:混ぜ合わせ

  • 刻んだハーブと冷ました塩を、1:1の比率でよく混ぜます。(ハーブ強め、または塩強めが好きな場合はお好みで量を調整して下さい。)

【ワンポイントアドバイス】
お好みで乾燥したニンニクやレモンの皮、スパイスなどを加えると、香り豊かなオリジナルハーブソルトに仕上がります。


保存方法

ハーブソルトは、湿気や風味の劣化を防ぐために、密閉できる容器に入れて保存するのがポイントです。特にガラス製やプラスチック製の密閉容器が適しています。また、直射日光や高温多湿を避け、冷暗所で保管することで、香りや風味を長持ちさせることができます。


フレッシュハーブを使用して作った場合

冷蔵庫で保存するのがベストです。ただし、保存期間はドライハーブを使用したものよりも短くなるため、1~2週間を目安に早めに使い切るようにしましょう。冷蔵庫で保存する際は、容器の中に乾燥剤を入れると湿気を防ぎ、より良い状態を保てます。


ドライハーブを使用して作った場合

冷暗所での保存で数か月持つことが多いですが、香りが弱くなりやすいため、早めに使い切るとよりフレッシュな風味を楽しめます。使用前に香りを確認し、風味が薄れてきたら新しく作り直すことをおすすめします。



料理以外での活用方法

ハーブソルトは料理だけでなく、さまざまな用途で楽しむことができます。以下におすすめの活用方法をご紹介します。


バスソルト

お風呂に加えることで、香り高いリラックスタイムを楽しめます。お好みのハーブソルトをそのまま湯船に入れるだけ。肌の保湿効果を高めたい場合は、エプソムソルトを混ぜても良いでしょう。


ハンドメイドクラフト

手作り石鹸:ハーブソルトを加えると、ほのかな香りが楽しめると同時に、スクラブ効果で肌をなめらかに整えます。

ボディースクラブ:塩の粒子が古い角質をやさしく除去し、ハーブの香りが癒し効果をもたらします。オリーブオイルやココナッツオイルと混ぜると、肌に潤いを与えるスクラブが簡単に作れます。


消臭剤

クローゼットの香り付け:小さな布袋にハーブソルトを詰めて、衣類や靴箱に置けば、嫌な臭いを和らげつつ、ハーブの香りが漂います。

キッチンの消臭:ハーブソルトを小さな器に入れ、冷蔵庫やキッチンカウンターに置くだけで消臭効果が得られます。


最後に

ハーブソルトは、料理を美味しくするだけでなく、生活のさまざまなシーンで役立つ万能アイテムです。キッチンで使うのはもちろん、リラックス効果を高めるバスソルトやクラフト材料としても大活躍。さらに、香りを活かした消臭剤やインテリアアイテムとしても楽しめるので、ハーブの魅力を存分に感じられます。

手作りすることで、好みや目的に合わせてカスタマイズできるのも魅力のひとつ。日常に少しの工夫を加えるだけで、心も体も癒されるハーブの香り豊かな暮らしが実現します。ぜひこの記事を参考に、ハーブソルトを活用して日々の生活をより充実させてみてください!


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暮らしとハーブ豆知識
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