はじめに
植物の世界には、名前や見た目、さらには用途まで似ていて混同しがちなものがたくさんあります。
本記事では、筆者がハーブ専門店で培った経験をもとに、「ヒソップ」と「アニスヒソップ」という勘違いされやすい2つのハーブについて、その違いや共通点をわかりやすく解説します。
苗や種を購入する際に役立つ情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください。それでは早速、両者の違いを見ていきましょう!

類似する特徴
「ヒソップ」と「アニスヒソップ」、両者には下記のような共通点が挙げられます。
- どちらも名前に「ヒソップ」を含む
- シソ科に属する
- 多年草である
- 寒暖の変化に強い
- お茶や料理に活用できる
このように、多くの共通点があるため、「結局どちらがどっちなの?」と混乱するかもしれませんね。
次の項目では、それぞれの基本情報と具体的な違いを詳しく解説していきます。
基本情報
ヒソップ

学名 | Hyssopus officinalis |
別名 | ヤナギハッカ |
原産 | ヨーロッパ〜中央アジア |
科名 | シソ科(ヤナギハッカ属) |
分類 | 多年草 |
大きさ | 40〜60cm程度 |
開花時期 | 6〜8月頃 |
耐性 | 耐寒性:あり 耐暑性:あり |
活用法 | お茶、料理、アロマテラピー etc |
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異なる点
属の違い

シソ科には非常に多くの植物があり、下位分類にはローズマリーの「マンネンロウ属」やラベンダーの「ラバンデュラ属」などもあります。
ヒソップもアニスヒソップもシソ科の植物で、ローズマリーやラベンダーのように別々の属に分類されますので”全く別の植物”です。
ただし、人間にあてはめると親戚のような近しい関係であると言えます。
原産地の違い
ヒソップの原産地はヨーロッパから中央アジア、一方でアニスヒソップは北アメリカが原産です。
生育環境が異なるため、それぞれの特性や使われ方にも違いが見られます。
開花時期の違い
両者とも開花時期はほぼ同じですが、アニスヒソップの方がやや早く咲き始め、さらにヒソップよりも長い期間花を楽しめるのが特徴です。
開花のタイミングや持続期間に違いがあるため、庭やハーブガーデンでの活用にも影響を与えるポイントになります。

茎葉の違い

ヒソップとアニスヒソップは、葉の形や質感にも違いがあります。
- ヒソップ:濃い緑色で艶があり、細長い葉が特徴。
- アニスヒソップ:葉の表面が白っぽく、縁が鋸歯状(ギザギザ)になっている。
また、草丈にも違いがあり、ヒソップの方がやや低めで、株元の茎が徐々に木質化していくという特徴もあります。
風味(ハーブティー)の違い
どちらもハーブティーとして楽しめますが、一般的にはヒソップの方がよく飲まれています。
- ヒソップのハーブティー:ピリッとした苦味とミントのような爽やかさが特徴。
- アニスヒソップのハーブティー:セリ科のアニスを思わせる、ほんのりした甘さと爽やかさが特徴。

最後に
今回は、似ているようで似ていない、似ていないようで似ている、という2つのヒソップについてご紹介しました。
見た目の違いは比較的分かりやすいですが、用途や開花時期、名前が似ているだけで混同してしまう方が多いハーブなので、本記事が少しでも参考になれば幸いです。
他にも、ヒソップとアニスヒソップのように名前に類似点があるハーブが存在しますので、ご興味ある方は下記の記事も是非ご一読ください。
ヒソップの苗や種はこちらから

